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第一章 フッ素樹脂の特徴

第二章 フッ素樹脂の種類

第三章 写真で見る用途例



フッ素樹脂は、他のプラスチックには見られない非常にユニークな特性を持った合成樹脂です。ここでは、フッ素樹脂の持つ素晴らしい特性、さまざまなバラエティのフッ素樹脂の種類、そして、フッ素樹脂の特性を生かした用途例などをご紹介します。

 第一章 フッ素樹脂の特徴

フッ素樹脂は1930年代後半にPTFE(四フッ化エチレン樹脂)が誕生して以来、60年以上経て参りましたが、その間様々な技術開発が行われ、現在ではPTFEをはじめとして数多くのフッ素樹脂が製造されています。
いずれも汎用合成樹脂(プラスチック)に比べ、次の様なユニークな特性を兼ね備えており、各産業分野に価値の高いものとして使用されています。

1:熱に強い フッ素樹脂の耐熱温度はほとんどが200℃以上です。
2:薬品に強い ほとんどの薬品に対して優れた抵抗力を持っています。
3:非粘着性 フッ素樹脂をくっつける接着剤は存在しません。
4:滑性が良い 摩擦係数が小さく、滑りに優れています。
5:電気特性 誘電率が非常に小さく、非常に安定しています。


これらの特徴は、炭素とフッ素原子の結合による分子構造に起因しています。
詳しい分子構造は「第二章 フッ素樹脂の種類」にて詳しく解説していますので参考にしてください。
    
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 第二章 フッ素樹脂の種類
大信フッソ工業でコーティング加工している代表的フッ素樹脂の種類と名称をご紹介いたします。

略称 日本語での呼び名 商品名
PTFE 四フッ化エチレン樹脂 テフロン、フルオンPTFE、他
PFA 四フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂 テフロン、フルオンPFA、他
FEP 四フッ化エチレン―六フッ化プロピレン共重合樹脂 テフロンFEP、ネオフロンFEP、他
ETFE 四フッ化エチレン―エチレン共重合樹脂 フルオンETFE(旧名アフロンCOP)、テフゼル

詳しいフッ素樹脂の目的別用途例や分子構造はここをクリックして下さい。
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 第三章 写真で見る用途例
フッ素樹脂は、そのユニークな特性を生かして、さまざまな分野で活用されています。
耐薬品性に優れる上に、非常に広い使用温度範囲を誇ります。
厚膜により、優れた耐久性を兼ね備えます。
巨大な業務用鍋の内側に加工すると、食品がこびりつきません。
特に、粘度の高い飴などの食品加工工程には非常に効果的です。
不燃、無毒の純粋なフッ素樹脂のため、安心して食品加工に利用できます。
半導体洗浄装置の部品には、耐蝕性、耐薬品性が求められます。薬品に侵される金属にも、ピンホールなしの連続塗膜で継ぎ目のないコーティング・ライニング加工が可能です。
耐薬品性に優れ、非粘着であるフッ素樹脂成型品は様々な分野で活用されています。
当社で取り扱っている成型品の一例です。
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